映画「杳かなる」上映会&佐藤裕美さん講演会を開催しました
10月10日(土)古河市野本電設工業コスモスプラザで、ALS当事者の生活に密着したドキュメンタリー映画「杳かなる」の上映会と、出演されている佐藤裕美さんによるミニ講演会を開催しました。また、会場後方には、佐藤さんとパステル画家・辻友紀子さんによる絵画を展示し、会場を華やかに彩りました。
映画では、佐藤さんをはじめとするALS当事者の方々の日常が丁寧に映し出され、呼吸器を付けるかどうかという選択や、介助者とのコミュニケーション、閉じ込め症候群への恐怖など、直面する葛藤や思いが飾ることなく描かれていました。個人的にもずっと観たいと思っていた作品で、実際に鑑賞し、言葉や表情の一つひとつから伝わる思いに、深く心を揺さぶられました。
ミニ講演会では、「あなたは、生まれ変わってもまたあなたとして生まれたいですか?」「『生きて存在するだけで価値がある』という言葉をどう思いますか?」など、佐藤さんから私たちへ多くの問いが投げかけられました。簡単に答えが出るものではなく、一人ひとり考えも異なるからこそ、お互いの思いを大切にしながら共に考える貴重な時間となりました。
講演の最後を締めくくったのは、佐藤さんの「一緒にいっぱい 生きましょうね」という言葉。その言葉に、これからを前向きに生きていこうと思える力をもらいました。
映画、講演、そして絵の展示を通して、生きることについて改めて考え、明日への力をいただいた一日となりました。
(自立生活センターいろは 中村)





